業務用「強炭酸」サーバーの選び方|飲食店で本当に使えるのはどれ?
コラム

業務用「強炭酸」サーバーの選び方|飲食店で本当に使えるのはどれ?

「うちのハイボール、なんか炭酸弱くない?」

お客さんからこう言われたことはありませんか? 居酒屋やバーで「強炭酸ハイボール」がメニューの看板になっている今、炭酸の強さは味の問題であると同時に、リピーターがつくかどうかの問題でもあります。

この記事では、業務用の炭酸水サーバーで「強炭酸」を実現するために知っておくべきことを解説します。「どのサーバーなら強炭酸が出せるのか」「そもそも炭酸の強さは何で決まるのか」を、専門用語を極力使わずに説明します。


なぜ飲食店で「強炭酸」が求められるのか

ここ数年、飲食店で「強炭酸」というキーワードが急激に重要になってきています。理由はシンプルです。

ハイボール・レモンサワー人気が止まらない。

2020年以降、ハイボールとレモンサワーの注文比率は居酒屋メニューの中で年々上昇しています。特にハイボールは「ビールの次に出るドリンク」から「最も出るドリンク」に変わった店も珍しくありません。

そして、お客さんはハイボールの「炭酸の強さ」に敏感です。最初の一口で「シュワッ」と刺激がこなければ、「ここのハイボールは微妙だな」という印象になる。逆に、強炭酸でキレのある一杯を出せれば、「ここのハイボールは旨い」と記憶に残ります。

コンビニ・スーパーの強炭酸が「基準」になっている。

ウィルキンソン、THE STRONG、VOX――市販の強炭酸水のレベルは年々上がっています。お客さんが普段飲んでいるのがこのレベルなので、飲食店がそれ以下の炭酸水でハイボールを作ると「物足りない」と感じられてしまうわけです。

ペットボトルの強炭酸を仕入れている店のコスト問題

「じゃあウィルキンソンの強炭酸を仕入れればいい」――そう考える方もいるでしょう。確かに味は間違いない。しかし、コストの問題があります。

ウィルキンソンの500mlペットボトルは業務用の箱買いでも1本あたり約60〜80円。ハイボール1杯に約200ml使うとすると、炭酸水だけで1杯あたり約25〜32円。1日50杯出す店なら、炭酸水だけで月間4万〜5万円が消えていきます。

さらに、開封後のペットボトルは炭酸が抜け始めます。忙しい時間帯に何本も同時に開けて使いきれなかった分は、翌日にはただの水。このロスもバカになりません。


業務用炭酸水サーバーで「強炭酸」は作れるのか

結論から言います。作れます。ただし、サーバーによって「作れる炭酸の強さ」にはかなりの差があります。

炭酸の強さは「ガス圧」で決まる

炭酸水の「強さ」は、水にどれだけの炭酸ガス(CO2)を溶かし込むかで決まります。これを数値化したのがガスボリューム(GV)という単位です。

GV値 体感 代表例
2.0〜3.0GV 微炭酸〜普通の炭酸 いろはすスパークリング、ペリエ
3.5〜4.0GV やや強め ソーダストリーム(最大設定)
4.5〜5.0GV 強炭酸 ウィルキンソン、THE STRONG
5.0GV以上 超強炭酸 ソーダファクトリー(5.5GV〜)

ガスボリュームを高くするには、高いガス圧で炭酸ガスを水に押し込む必要があります。つまり、サーバーがどこまでガス圧を上げられるかが、炭酸の強さの上限を決めるということです。

ミドボン直結型なら、ペットボトルより強い炭酸も可能

ミドボン(業務用炭酸ガスボンベ)直結型のサーバーは、ボンベから供給される炭酸ガスをレギュレーター(減圧器)で調整して水に溶かします。このレギュレーターの調整範囲が広ければ、ウィルキンソン以上の強炭酸を自分の店で作ることができます。

一方、家庭用のカートリッジ式サーバー(ソーダストリームなど)は、小さなガスシリンダーの圧力に限界があるため、最大でも3.5〜4.0GV程度。飲食店のハイボールに使うには、氷で薄まることを考えるとやや心もとないレベルです。

水道直結式 vs ボトル補充式の違いと強炭酸への影響

業務用サーバーには「水道直結式」と「ボトル補充式」の2タイプがあります。

水道直結式は水道管から直接水を引くため、水切れの心配がなく大量生産に向いています。ただし設置工事が必要で、設置場所の自由度が低いのがデメリット。

ボトル補充式は本体のタンクに水を入れて使うタイプ。工事不要でどこにでも置けますが、水の補充作業が必要です。

強炭酸の観点では、どちらもガス圧を十分にかけられるサーバーであれば差はありません。重要なのは水の供給方式ではなく、次に説明する「ガス圧調整」と「冷却」の2つです。


強炭酸サーバーを選ぶときの3つのチェックポイント

業務用の炭酸水サーバーを「強炭酸が出せるかどうか」で選ぶなら、以下の3点を確認してください。

チェック①:ガス圧調整ができるか

これが最も重要です。

ガス圧を自分で調整できるサーバーと、できないサーバーがあります。調整できないサーバーは、工場出荷時に設定された固定圧力でしか炭酸を入れられません。つまり、「もっと強くしたい」と思っても対応できないということです。

サーバータイプ ガス圧調整 炭酸の強さ
カートリッジ式(ソーダストリーム等) × 固定(最大3.5〜4.0GV)
ミドボン直結・固定圧タイプ × 固定(機種による)
ミドボン直結・圧力調整タイプ 微炭酸〜超強炭酸まで自在

ソーダファクトリーのサーバーは、レギュレーターで2気圧(微炭酸)〜20気圧(超強炭酸)まで無段階に調整できます。ハイボール用には強め、料理のペアリング用には弱め、とメニューに合わせて炭酸の強さを変えられるのは、圧力調整ができるサーバーだけの強みです。

チェック②:冷却方式(冷水+高圧が強炭酸の条件)

実は、炭酸ガスは冷たい水のほうがよく溶けます。これは物理法則なので、どのサーバーでも同じです。

常温の水に炭酸を入れた場合と、5℃以下に冷やした水に入れた場合では、同じガス圧でも溶け込むCO2の量が大きく変わります。つまり、水温が高いままガスを注入するサーバーでは、いくらガス圧を上げても強炭酸にならないということです。

冷却方式 メリット デメリット
冷却機能なし(常温で炭酸化) 安い・小型 強炭酸が作れない。氷で薄まると炭酸がさらに弱く
氷を入れて冷やす 手軽 氷が溶けて水っぽくなる。炭酸化の前に冷やせない
本体内蔵の冷却装置で水を冷やしてから炭酸化 最も強い炭酸。氷少量でOK 本体がやや大きくなる

ソーダファクトリーのサーバーは、本体内部で水を約3〜5℃に冷却してから炭酸ガスを注入する方式です。冷水+高圧の組み合わせにより、5.5GV以上の超強炭酸を安定して作り出します。

さらに、氷を大量に入れる必要がないため、ウイスキーや焼酎の味が水っぽくならないというメリットもあります。グラスに氷を少なめに入れて、冷えた強炭酸を注ぐだけで、最後の一口までキレのあるハイボールが提供できます。

チェック③:ランニングコスト(月額の内訳を把握する)

強炭酸サーバーを選ぶとき、本体の価格やレンタル料だけで比較するのは危険です。月々のランニングコストの内訳を把握しましょう。

費用項目 内容 目安(月額)
ミドボン代(ガス代) 5kgボンベで約500L。月300L使用なら2ヶ月に1回交換 約1,500〜2,000円
水道代 水道水を使用する場合。月300Lで数十円程度 ほぼ無視できる
メンテナンス代 定期的な部品交換・清掃。レンタルなら無料の場合も 0〜2,000円
サーバーレンタル料 購入の場合は不要。レンタルの場合は月額固定 0〜5,500円
合計 約1,500〜9,500円

ペットボトルの強炭酸水を月間4〜5万円分仕入れている店なら、サーバーに切り替えるだけで月3〜4万円以上のコスト削減になります。しかも、強炭酸の品質はペットボトル以上。コストを下げながら品質が上がる、数少ない選択肢です。


SODA FACTORY JAPANの業務用強炭酸サーバーの特徴

ここまでの3つのチェックポイントを踏まえて、ソーダファクトリーのサーバーがどう対応しているかをまとめます。

チェックポイント ソーダファクトリーの対応
①ガス圧調整 2〜20気圧の無段階調整。ハイボール用の強炭酸からソフトドリンク用の微炭酸まで、ダイヤルひとつで切り替え可能
②冷却方式 本体内蔵の冷却装置で約3〜5℃に冷水化。冷水+高圧で5.5GV以上の超強炭酸を安定供給
③ランニングコスト レンタル月額5,500円(税込)+ミドボン代のみ。メンテナンス・修理対応込み。解約金なし

導入店ではどう使われているか

全国1,000店舗以上の飲食店で導入されているソーダファクトリーのサーバー。特にハイボールとレモンサワーを主力にしている居酒屋・バーでの導入が多く、「炭酸の強さが変わってからハイボールの注文が増えた」という声をいただいています。

また、水以外にもワイン・ジュース・日本酒・コーヒーなど、あらゆる液体を炭酸化できるため、「スパークリング梅酒」「炭酸コールドブリュー」などオリジナルメニューの開発にも活用されています。

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まとめ:強炭酸にこだわるなら「ガス圧調整」と「冷却」で選ぶ

この記事のポイントをまとめます。

炭酸の強さを決めるのは「ガス圧」と「水温」。
ガス圧を自由に調整できて、水を冷やしてから炭酸を入れるサーバーでなければ、飲食店レベルの強炭酸は安定して出せません。

カートリッジ式や固定圧のサーバーには限界がある。
家庭用サーバーの延長では、ウィルキンソンレベルの強炭酸には届かないケースがほとんどです。

ミドボン直結+圧力調整+冷却内蔵のサーバーが正解。
この3つが揃ったサーバーなら、ペットボトル以上の強炭酸を、ペットボトルの10分の1以下のコストで作れます。

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この記事は、飲食店で「強炭酸」にこだわりたいオーナー様向けに、SODA FACTORY JAPANが作成しました。記載の仕様・価格は2026年2月時点の情報です。

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